ー目覚めー

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ー米沢城・政宗の部屋ー       成「梵!小十郎!あの子、目が覚めたよ!」 政・小十「本当か!(なのか!?)」 成「うん!でも名前答えてくれなかった・・・⤵」 政「お前は名乗ったんだろ?」 成「うん、ちゃんと。」 小十「警戒しているのでは?」 政「そうかもしれねぇな・・・」 成「でも、なんかちょっとおかしかったな・・・」 政・小十「おかしかった?」 成「うん・・・なんか頑張って声を出そうとしてるけど出せなかった・・・そんな感じがしたんだ。」 政「それは本当か?」 成「うん・・・俺、何でそんな風に思ったんだろ?」 小十「政宗様、もしかしたら・・・何らかの衝撃で出せなくなってしまったのでは?」 政「そうかもしれねぇな・・・取り敢えずあいつの所へ行くぞ、話はそれからでも良いだろ?」 成・小十「うん。(はっ。)」                 小十(話を聞いたら思い出すかもしれねぇな・・・)
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