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成「お待たせ、持ってきたよ。はい。」
白「・・・・・・(ペコリ)」
政「よし、じゃお前のNameは?」
白【朧 白夜(オボロ ビャクヤ)です。】
政「白夜か、よろしくな。で、お前を追い掛けてたのは何処の軍だ?」
白【それが・・・思い出せないんです・・・抜け落ちたみたいに・・・】
成「記憶喪失って奴かな。」
政「多分そうだな。記憶は思い出せば良い。それより問題はこれからの白夜の居場所だ。」
白【どういう事ですか?】
成「起きたからって城から出せばまた捕まっちゃう。それは嫌でしょ、白夜。」
白【はい・・・】
政「それでだ。白夜、お前俺の軍に入れ。そしたら捕まる事も無いだろ?」
成「そうだね、そうした方が良いよ。」
白【え、良いんですか?】
政「当たり前だ。良いだろ?小十郎。」
小十「それは構いません。それよりも政宗様、白夜と二人だけで話をさせてもらっても良いでしょうか?」
政「それは良いが・・・どうしてだ?」
小十「少々気になる事があるのです。」
政「Ha~?まぁ、良い。行くぞ、成実。」
成「え、ちょっと待ってよ梵~!」
ガラッ・・・
白(やっぱり聞いた事ある声だ・・・)
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