始まりの時

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~ミハエル教会~  闇夜に星が光り、満月の月の光が差す、人里離れた教会。  数人の修道女が就寝の前に祈りを捧げていた。 「……アーメン…」 カタッ 「お祈りは済んだ?」  修道女が振り向くと、ドアにもたれ腕を組んだ男がいた…。 「ッ………!」  男は美しい顔立ちでエメラルドの瞳…  修道女逹は男の正体を悟る…。 妖魔…だと。  それも見惚れる程の美しさは上級の証の…。
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