始まりの時

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 男は目線だけを向け、年配の修道女に話しかける…。 「そんなに祈って神はお前等に何かしてくれるのか?」 「い…祈り続ければ…何があろうと魂は救われます」 と言い切り男を見る…。 「ふんッ…!何があろうと…ね…」  腰をまげ修道女逹の方に顔を向けると…。 ガシッ 「「ひッ……」」  男は一瞬で修道女逹の傍まで近寄り、年配の首を掴むと、周りの修道女がざわめく。 「「シスターッ…!」」 「虫酸が走る…」  男はそう言うと首から手を離し… バッ ザクッ  コートから剣を出し修道女の首を切る。 「キャー!!!」
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