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あたしは自分が死んでしまった、ということよりも、もうかんちゃんにかまってもらえないのだ、ということが悲しくて堪らなかった。 あたしはそっとかんちゃんの背中に寄り添った。 あたしの頬を涙が伝った。 別に冷たくはなかった。 「・・今日も頑張ったよ。おやすみかんちゃん」 あたしの声はやっぱりかんちゃんには届かなかった。
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