一人目

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私はウキウキする気持ちと一緒に部活へ向かう 同じテニス部の奈々から「なんか今日テンション高くない?なんかあったんでしょ?」っと突っ込まれるほど私は浮かれていた それに友達には、隠していたわけではないけど啓也と付き合っていることは話ていなかった そして私は部活を終えると直ぐに校庭へ向かった ちょうど練習試合もキリがいいところで、お昼に入るとこだった 「けいやー」 「おぉさくら、お疲れ!!」 「啓也もお疲れ!!あたしね、お弁当作ってきたんだよ。あんまり上手ではないけど食べてみて」と、お弁当を渡すと 「いやいや。それは、さくらが食べなよ」 「えっこれ啓也に作ってきたんだよ。あたし自分の持ってきてるから」 「いや困るなぁ俺もママから作ってもらったから!!あ、そうだ。ママの卵焼きマジ旨いんだ!!食べてみてよ。料理すげぇ上手なんだよね」 そう言いながら啓也はゴソゴソとバッグの中から青いお弁当箱をとりだした 私この時にはっきりいって…やっぱ、この人無理っと実感した
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