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だが足を止め振り返って加奈美をジィ~と見た。
やはり何かおかしい。
というか何かが加奈美に入り込んでるように見える。
夜勤の店員は少なからず霊が見えるようだ。
「ねぇ…君さ…加奈美ちゃんじゃないよね…誰…なの?」
「クスッ。見なかった事にした方が身の為よ。」
「いや…でも…」
「うるせぇー。テメぇもし誰かに言ってみろ。次はテメぇに取り憑いてやるからな」
加奈美扮する小鳩は面倒臭くなりワザと怖がらせた。
「う…うわ~。ごめんなさい~。」
と真っ青な顔をして夜勤の店員は逃げるように帰っていった。
「お疲れ様でした~ってあっあれ…?何急いでんだろ?」
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