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「リョウ!」
「…さい…」
「え?」
「うるせぇっつってんだよ!リョウて俺を呼ぶな!俺は俺なんだよ!高島凌なんだよ!俺に口出しすんな!!」
気が付けば周りに怒鳴り散らし、力任せに現場を飛び出していた。
外界と一切接触したくない彼は自分の城を作った。
先輩モデルから譲り受けた部屋を使い、誰の追随も許さない。
コンタクトをとるのはパシリに使える後輩だけ。
そんな中、思いも寄らない人物が彼の部屋を尋ねてきた。
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