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誰かを待つ君の横で こっち向くのを待っている
ため息まじりで また明日と笑う君に
「きっと君には白馬の王子様が」 僕は笑いかけた
いつかの夢の扉に似ても
都合のいいことは期待しない
明日もまた会えるなら
それはそれで幸せな夜
僕が待つ未来は遠く 風が吹くのを待っている
夜もすがら走りて たどり着く先で
「僕が君の白馬の王子様。」 長い夜が続く
新しい夢を描いても
何ひとつ叶えられてない
今日もまた会えるなら
それはそれで幸せな朝
現実はトンネルを抜けて
君を乗せて去っていく
教室は僕だけ残して
君は見送られていった
いつかの悪夢の結末に似ても
都合の悪いことは期待しない
明日がある意味をなくすなら
それはそれで君にはハッピーエンド
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