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逢うと貴方はいつも
時計を外してくれる
貴方なりの優しさなんだね
私の心の中には
『今日はいつまで一緒にいれるの？』
いつも そう思ってた
週末は、朝までいてくれたね
私にとっては
とても、とても幸せなヒトトキ
口付けをする時
私を抱きしめる時
体を重ねる時
いつも私を見ていて…
貴方が今 触れているのは
私だけなんだよ
他の誰でもなく
今の貴方は 私だけの…
私だけの貴方でいてほしい
時計を外してくれる貴方
だけど貴方は
左の薬指に光る指輪、
それだけは 外してくれなかった…
私に嘘を付きたくない
それも貴方の優しさかもしれない
『明日は仕事なんだ』って
貴方は帰ってゆく
あの人の元へ…
あの人の隣にいる時
私の事、忘れてるの？
私の存在さえも…
だけど 私の本当の願いは
あの人とペアのストラップ
それだけは 外して欲しかった
何もかも 包み隠さず
私に見せる貴方も好きだった
だけど本当は
何もなかった様に
私だけの貴方でいて欲しかった
嘘を付いても構わない
僕のすべては君だけの僕だよって…
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