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ラーの足から取り外した紙を開いた瞬間、匡一は目を見開いた。
そして、読み終わった瞬間手に持っていた紙をグシャリと握りつぶした。
匡「なるほど…緑の考えそうなことだな。」
匡一は怒りを押さえながら言った。
そんな匡一に、
千「獣医さんすぐに呼んでくれるって!あと、ラーを引き取りにすぐ行きますって笑美さんが。それと、八名おじに連絡はしなくて良いのかって匡兄に伝えてって言われたわよ」
電話を終えて千奈が笑美に言われた事を匡一に伝えた。
匡「わかった。それより、千奈こっちこい。」
千「はい。」
匡一の声の低さにかなりの怒りを感じた千奈は思わず敬語で返事してしまった。
匡「これを読んでみろ。」
匡一は手で握りつぶしてしまった紙を広げて千奈に渡した。
その手紙に書かれていたのは…。
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