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『匡一へ。
まさか僕が君が飼っていたカラスくんに気づいていないと思ってたかな?
そう思っていたなら考えがまだまだ甘いね匡一。
あっ、この手紙を君のカラスくんにつけたのはね。知らせてあげようと思ってなんだ。
何をかって?
それわね、君の大切な大切な息子の水長太一君はは僕が預かってますってね。
あっ、安心してね。まだ殺したりはしないから。まぁ、場合によっては怪我するかもしれないけど。
それまでに匡一達が僕をみつけられるかな?
太一君についてる発信機は僕の所に来るまでにはすべて外させてもらうから。
頑張って行方を探してね。
じゃあ、見つけられる事を祈ってるよ。
緑
P.S
太一君には匡一と同じ目にあってもらう予定なんだよ(笑)』
というものだった。
千「何よこれ!完璧あたし達見下してる文じゃない!」
千奈は怒りで匡一と同じように紙を握りつぶしてしまった。
匡「そうだな。ついでに言うと俺達が太一につけてた発信機は全部発見されてる=あの隠しカメラは稼働してたって事だな。」
千「そうね。でも、カメラの前でつけてない発信機もあったよね?」
千奈は不思議そうに言った。
匡「あぁ、それは実際にカメラの前ではつけてないが、カメラのある部屋でどことどこに発信機を付けるとは言った覚えがあるんだ。」
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