・太一失踪

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千「このままで行くとやっぱり目的地って…。」 匡「あぁ。間違いなくあそこが目的地だな。」 2人はそう言って、少し間を開けた後、 匡・千「おまえ(あたし)達の両親が発見された○○山…。」 同時にそう言った。 千「やっぱり匡兄もそう思うわよね。」 匡「この場所しかかんがえられないだろ。○▽県のこの山道を通ってるってのは。」 千「そうね。これからどうするの?すぐに、追いかける?」 千奈は目的地が分かったため、早く太一を追いかけたいと思いながらそう言った。 匡「まぁ、待て。色々と準備がある。手ぶられ行ったら、何かあった時に困るだろ。それに、まだ矢沢から電話がかかってきてない。」 千「でも…。」 匡一の言葉に、不満そうに千奈が反論しようとした。 が、 匡「準備している間に電話がかかってこなくても、準備が整ったらすぐ出発する。だからさっさと準備しろ。」 匡一がそんな千奈を見て、安心させるように言った。 千「わかった!」 千奈がそう返事した後、2人はそれぞれ準備に取り掛かった。 準備に取り掛かって数分後。 ♪~♪~♪ 匡一の仕事用の携帯が鳴った。
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