・電話

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匡「あとは大丈夫ですね。すいません、わざわざ休みの日にお電話してしまって。」 千奈のサインを見た匡一は頷いて、電話での話を切り上げに掛った。 矢『気にしないで下さい。それでは、また次の打ち合わせの際に。』 匡「はい、ありがとうございました。」 匡一はそう言って電話を切った。 そしてすぐに、 匡「千奈、矢沢の居場所わかったか?」 千「わかったわよ!」 千奈はそう言って匡一の方にパソコンの画面を向けた。 匡「これは…。」 千「匡兄も気づいた?この道って太一につけた発信機が通って行った道よ。」 匡「そうか。これで緑の目的がはっきりしたな。」 匡一は確信を得た事で緑の目的がはっきりとわかった。 千「あたしもなんとなくだけどわかったわ。」 匡「詳しい話は車の中でするぞ。今は準備だ。」 匡一はそういうと、すぐに準備のために、千奈の部屋を出て自分の部屋へと戻った。 匡一が部屋を出て言った後、 千「さぁ、あたしも早く準備しないと!」 千奈もすぐに準備を始めた。 1時間後。 匡「千奈、準備できたか?」 千「うん。」 匡「じゃあ、行くぞ。太一を奪い返しに。」 千「ついでに沢木の目的の達成を防ぐためにね。」 匡「あぁ。」 2人はそんな会話をしながら、車へと向かった。
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