・対面

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それから数分後。 ??「どうぞ、入ってください。中に管理人の方が待ってますので、詳しい話は中でしましょう。」 という男の声が太一を耳に聞こえた。 太(…今の男の声…聞いたことがあるような…。) 太一は聞こえてきた声に聞き覚えがあったため、頭の中で思い出そうとしていると、次は、 ??「本当にきれいな所ですね。それに、ペンションの外観も内装もすごく気に入りました。」 と違う男の人の声が聞こえた。 太(この声は聞いた事ないな。) 次に聞こえた声は太一の知らない声だった。 そして、次に聞こえた声は…。 ??「お父さん!あたしもここ好きよ。すごく静かだし。ここなら、お母さんも喜びそうね。」 太「!!フフフガ!ガフガガ!」 太(!!今の声って!花矢ちん?!) 太一のよく知っている声だった。 太一は驚きのあまり声を出そうとしたが、口を塞がれているため、荒い鼻息しか出なかった。 太(クッソ!声が出せないんだった!仕方ない大人しく声聞いてるか。) 太一は大人しく聞こえてくる声を聞くことにした。 栄「そうか。気に入ってくれたか。花矢が気に入ったなら母さんも気に入ってくれるだろう。」 花「そうね。お父さんのセンスはあんまり信用できないからね。」 今、階段下の近くに居るのか、声が太一の近くで聞こえた。 太(…花矢ちんの声がするってことは、この男の声は、矢沢栄吉と沢木緑ってことか。)
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