4273人が本棚に入れています
本棚に追加
太一は頭の中でそう考えたが、
太（でも、沢木かは断定はできないよな。もしかしたら、勝也かもしれないし。いや、違うな。聞き覚えある声だし。まぁ、とりあえず花矢ちんと矢沢栄吉はわかった。あと１人も、もう１回聞けば思い出しそう。）
沢木とは断定できないと思いながら、あと１人が誰なのかを思い出そうとする太一。
もう１度声が聞こえるのを待っていると、
勝「ようこそ、いらっしゃいました。こんな遠いところまで来ていただいてありがとうございます。あちらの部屋にお茶を用意してますので、お話はそこでしましょう。」
という勝也の声が聞こえ、
？？「そうですね。お茶を飲みながら、ゆっくり話しましょうか。あっ、こちらはこのペンションの管理人の中野さんです。」
太一の聞きたかった声が聞こえた。
そして、
太（…！！思い出した！あの声、八名おじのパーティーで変装を解く前に聞いた沢木の声だ！って事は、さっき考えてたのは大当たりって事だ。）
太一は、声が聞こえた事でさっき考えていた男の声が、沢木だと言う事を確信した。
その後、４人は別の部屋に入ったのか、声が聞こえなくなってしまった。
太（どこから部屋に入ったみたいだな。…さっき勝也の言ってた『お仲間』って花矢ちんと矢沢栄吉のことだったんだな。）
最初のコメントを投稿しよう！