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ド「にゃっにゃ~。」
太「あっ、お帰りドール。人は居た?」
太一のその問いにドールは首を横に振って答えた。
太「居なかったみたいだな。じゃあ、出ますか。先に俺が出るから。」
花「わかった。」
先に太一が出た後、花矢も外に出た。
太「どこか隠れる場所…。」
花「ねぇ…このペンションの玄関ってドアまで階段になってたじゃない。その下に隠れれるんじゃない?」
太「!!そっか!まさしく灯台もと暗しだね。そこならあいつらが出てきてもすぐにわかるし。いいね。そこに隠れよう。それにしてもさすが学年首席!」
花「いや、それほどでも。って今はそんな話をしてる暇ないでしょ!」
太「そ、そうでした!」
花矢に叱られそう返事をして、隠れ場所に決めた場所へと向かった。
数分後。
太「2人が入るには十分な広さだね。」
花「そうね。ここなら見つかりそうにないしね。」
2人はだれにも見つかる事なく、隠れ場所に選んだ玄関の階段の下…ペンションの下にある間に2人は隠れる事が出来た。
太「これでゆっくり話ができるな。」
花「うん。ねぇ、太一…今あたし達の身に一体何が起こってるの?」
花矢は不安そうな顔で太一に聞いた。
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