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佐「とてもよく似てらっしゃいますね。私は佐樹碧と言います。今日はよろしくお願いしますね花矢さん。」
花「こちらこそよろしくお願いします。」
その後、3人で談笑しながら今居るペンションにやってきたのだった。
ー・-・-・-・-・-
太「そうだったんだ。」
太(やっぱり狙いは矢沢だったのか?いや…でもそれならなんで俺が拉致されないといけないんだ?)
花矢の話を聞いたが、疑問が増えただけだった。
花「太一?どうしたの考え込んで?」
話を聞いて黙ってしまった太一を不思議そうに見ながら花矢がそう話しかけた。
太「あっ、ごめんごめん。どう説明したら良いのかを考えててさ。」
花「じゃあ、とりあえず太一がここに居るのはどうしてなの?」
何をどう話していいかわからないと言った太一に、花矢はそう質問した。
太「えっと…実は、いきなり拉致されてここに連れてこられたんだよね。だから、ここがどこなのかすらわかってないんだ。」
花「えっ、拉致されたって…。知らないうちにここに連れてこられたって事?!」
太一の言葉に、花矢は驚き少し大きな声を出してしまった。
太「!!か、花矢ちん声が大きいよ。」
花「ご、ごめん。」
太「…大丈夫みたいだね。誰居ないみたいだからよかった。それで、俺がここに居る理由だけど、それはわからないんだよ。」
花「そうなんだ。じゃあ、太一も全然今の状況が分かってないって事?」
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