・花矢と栄吉

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太(うわっ!花矢ちん出ちゃったよ…。やばいな…どうにかしないと。…そうだ!) 太一はそう思い、移動を始めた。 勝「やっと出てきたね。あれ?原田君が居ないけど…どこにいるのかな?」 花矢の姿を確認した勝也はニヤリと笑ったが、太一が居ない事に気づき、花矢にそう聞いた。 勝「答えてくれないと、君の目の前で撃っちゃうよ。」 そう脅しをして。 花「!!た、太一はさっき大きな音聞こえて、それが何の音なのか確認に行ったの!どこにいるのかなんてあたしにはわからない。」 勝也の問いに焦ったように答える花矢。 勝「あぁ…さっきの音聞いてそっちに行ったんだね。じゃあ、もう捕まってるかな。という事で、花矢ちゃんも行こうねそこに。あそこに、沢木さんもいるから。」 勝也は納得したようにそう言った。 太(よし!ここから出てけば、あいつには見えない!あいつとはあんまりこの状態でやりたくなかったけど…そうも言ってられない。とりあえず、矢沢から銃が降りた瞬間を狙うぞ!) 勝也の後ろに回り込んだ太一。 花「ちゃんと言ったんだから、父さんに銃を向けるのやめてよ!」 勝「う~ん。花矢ちゃんが大人しくついてきてくれるなら、おろしてあげてもいいよ。」
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