4272人が本棚に入れています
本棚に追加
/791ページ
太(うわっ!花矢ちん出ちゃったよ…。やばいな…どうにかしないと。…そうだ!)
太一はそう思い、移動を始めた。
勝「やっと出てきたね。あれ?原田君が居ないけど…どこにいるのかな?」
花矢の姿を確認した勝也はニヤリと笑ったが、太一が居ない事に気づき、花矢にそう聞いた。
勝「答えてくれないと、君の目の前で撃っちゃうよ。」
そう脅しをして。
花「!!た、太一はさっき大きな音聞こえて、それが何の音なのか確認に行ったの!どこにいるのかなんてあたしにはわからない。」
勝也の問いに焦ったように答える花矢。
勝「あぁ…さっきの音聞いてそっちに行ったんだね。じゃあ、もう捕まってるかな。という事で、花矢ちゃんも行こうねそこに。あそこに、沢木さんもいるから。」
勝也は納得したようにそう言った。
太(よし!ここから出てけば、あいつには見えない!あいつとはあんまりこの状態でやりたくなかったけど…そうも言ってられない。とりあえず、矢沢から銃が降りた瞬間を狙うぞ!)
勝也の後ろに回り込んだ太一。
花「ちゃんと言ったんだから、父さんに銃を向けるのやめてよ!」
勝「う~ん。花矢ちゃんが大人しくついてきてくれるなら、おろしてあげてもいいよ。」
最初のコメントを投稿しよう!