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太「行かせねぇよ!花矢ちん早く逃げて!」
太(…仕方ない使いたくなかったけど、こいつを足止めにするにはこれしかない!)
太一は花矢達の所へ行こうとする勝也に向かってポケットから出したモデルガンを撃った。
勝「!!」
太一のいきなりの行動に驚いて太一が撃った物を避けようとする勝也。
パンッ!パンッ!パンッ!
弾は勝也が避ける前に勝也の少し手前で破裂した。
太(やっぱり距離がありすぎたかな。ちゃんと届いてるといいけど。)
太一が勝也の所まで弾が届いたのか心配していると、
勝「なんだ!破裂した…って、ヘックション!ホックション!」
勝也がくしゃみをし始めた。
太「やったね。うまくい…ハックション、ハックション!」
太一がうまく破裂した事に喜んでいると、弾の中のこしょうが自分の所まで風でやってきてしまった。
花「太一?!」
太「早く逃げ…ハックション!早く俺の事は…ヘックション!いいから…ハックション!」
太一の必死の形相に花矢は父親に腕を貸してその場を急いで後にした。
花矢の向った方向がさっき太一がいた場所がある方だった。
2人に背を向けて立っていた太一はその事に気付かなかった。
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