・再会

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栄吉は花矢を下に連れて行ったあと、和雅達に花矢を任せて1人戻ってきたのだった。 太「1人で戻ってきたんですか?!」 千「…はぁ…危ない事しますね。」 千奈は呆れたように言った。 栄「馬鹿な行動だとはわかっています。でも、あれだけは手元に持っておきたいんです。」 栄吉は絶対に行くのをやめないというオーラを出しながら言った。 太「…わかりました。俺が取りに行きます。だたし、今からある用事が終わってからですけど。」 栄「で、でも。」 千「そうね。矢沢さんが1人で行動するのは危ないです。だから、私たちが必ず取ってきますから。下で待っていてもらえませんか?」 栄「…わかりました。」 栄吉は自分で行く事を諦め、2人にお願いした。 その後、栄吉は自分の鞄の外見やどんな色のパスケースなのかを説明した。 太「わかりました。」 千「それですいませんけど、この人も一緒に連れて下りて行ってもらえませんか?怪我をしてるんです。」 栄「はい、任せてください。」 栄吉はそういうと、すぐに黒スーツに肩を貸した。 太「気をつけて下りて行って下さいね。何があるかわかりませんから。あと。大事なお守りは必ず持って帰りますから。」 栄「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
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