・3人揃えば最強トリオ

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匡一は避けても追いかけてくる矢を避けるために、矢が届かないであろう場所。 つまり後ろに逃げることにしたのだ。 緑「う~ん、もう弱点ばれちゃったね。この矢すごく使いやすいんだけど、飛んでいける距離が短いから距離を開けられると役に立たないんだよね。」 緑はそういうと、匡一に向って飛んできていた矢が失速し、すごい勢いで緑のところへと戻って行った。 匡「いいのか、そんなあっさりその矢を使うのやめて。」 匡(チッ!あの矢が地面に落ちたら壊そうと思ってたんだが…まさかあんな仕掛けがあるとは。あの矢…緑の手元から失くしておきたかったな。) 匡一は矢が戻っていく様子を見ながら心の中で舌打ちをする匡一。 緑「うん、もうこの矢なくてもさ、腕が1本まともに動かない匡一なら楽に勝てるからね。」 余裕の笑みを浮かべる緑。 匡「どうかな。腕が1本くらい動かせなくてもどうとでもなる。」 緑「強がる事は得策ではないよ匡一。」 緑はそう言って匡一との距離を一気に縮めると、匡一の怪我している左腕めがけて殴りかかった。 匡「この腕狙ってくるなんて予想通りだな。」 匡一はそう言って緑のパンチをしゃがんでかわすとそのまま緑の顎めがけて頭突きをした。
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