・3人揃えば最強トリオ

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が、緑はそれに気づき、匡一の頭が当たる前に後ろへと下がった。 緑「うーん。もうちょっと動きが鈍くなると思ってたんだけど。…まぁ、もう少ししたら鈍くなるかな。」 緑は匡一が少しながらも息を乱しているのに気づき、笑顔でそう言った。 匡(あ~!体が思うように動かねぇ。血は止めたが、やっぱり腕をかばいながらだとダメ…。) 匡一は緑の言葉に何も言う事なく心の中でそう思っていた。 が、 緑「匡一、考え事してるとまともに攻撃受けちゃうよ。」 緑のパンチにより、考えを中断されてしまった。 匡(あぁ~、ゆっくり考える時間なんてくれるわけないな。) 匡一がそう思っている間も緑の攻撃が緩むことはなかった。 匡一はそれらの攻撃を痛む腕をかばいながらなんとか、かわしていたがどんどん腕は重くなっていき、ついに緑の拳が怪我をしている左腕に直撃した。 匡「ッ!」 匡一は声にならない悲鳴をあげ、あまりの痛さに腕を押さえながら膝をついてしまった。
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