・3人揃えば最強トリオ

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匡・千・太(何かするつもりだ(な)!) その緑の表情に3人は同時にそう思った。 匡「千奈!その矢から離れろ!太一は、緑がポケットに入れてる手を出させろ!」 匡一はすぐに2人に指示を出した。 2人はすぐにその指示どおりに動いた。 が、 緑「ちょっと行動が遅かったかな。」 と緑が言ったと同時に、 カチッ!プシュー!! 矢につながっていた細いワイヤーが外れ、何かが勢いよく噴き出した。 千「えっえっ何っ?!…痛ーー!」 匡・太「千奈?!」 何かわからないガスに包まれた千奈の声が聞こえた瞬間、匡一と太一は千奈がどこに居るのかを確認しようとしたが、 匡・太「!!」 太「うわっ!こっちまで煙が来た!」 勢いよく噴出した煙は風に乗って、匡一と太一、緑のいる所まで煙がやってきた。 太「イッテー!何かめっちゃ目がイテ―!」 目を押さえて涙を流しながらわめいている太一。 匡「催涙ガスだな。一瞬ひやっとしたが。千奈がさっき叫んでたのはこの痛みだっただな。」 太「うん。って匡兄何でそんな落ち着いてんだよ!目痛くないのか?!」 匡「これくらい耐えられる。それより、しゃべるより周りを気にしろ。じゃないと、緑がどこから出てくるかわからないぞ。」
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