・3人揃えば最強トリオ

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匡「だてに鍛えてきたわけじゃないからな。」 緑「そっか。やっぱり、こっちの2人は後回しのほうがいいね。先に千奈ちゃんを片付けさせてもらうよ。」 匡「…そんなこと言われてあっさりこの拳離すはずないだろ。」 何をされてもこの拳は離さないというオーラを出しながら言った匡一だが、次の瞬間… 匡「!!」 緑は自分の拳をつかんでいた匡一の手を思い切り押してきた。 そのいきなりの緑の行動に、驚いた匡一は後ろにいた太一と共に地面にしりもちをついた。 つかんでいた緑の拳は、押された反動で離してしまった。 緑「引いてダメなら押してみろってね。あっ、普通は逆だったっけ。」 緑は笑いながらそう言った。 そして、そのあと千奈のほうへ向かった。 匡「千奈がどこにいるかわからない以上、声がするまで近くにいけない。簡単にはやられないだろうが早くなんとか…」 太「匡兄!」 匡一の言葉を遮り、太一が匡一を呼んだ。 匡「なんだ?」 太「これこれ!この薬使って 俺今使ったけど、もう痛みも引いてふつうに目を開けられるようになった!」 緑が去った後、すぐに薬を目に入れた太一は、効果を見て匡一に薬を渡した。 匡「どうしてそんな薬持ってるんだ?」 太「奪ったんだよ。あいつが雇った殺し屋から。ってことで俺は千奈を助けに行くから匡兄早く薬使って!」
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