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太「千奈が匡兄に見せなければいいんだよ。」
千「いやよ。あたしが見せなければバレないなんて甘い考えはやめなさい。まず、あの匡兄がテストの存在忘れてる事事態ありえないでしょ。テストの結果見せないと絶対に怪しまれて、最後は説教で終わりよ。」
太「それもそうだよなぁ。やっぱ俺は怒られる運命なんだな。」
千「だからちゃんと勉強すればいいでしょ。自称記憶力はいいんでしょう?」
太「うーん。俺の記憶力って自分の興味をそそるものとか事件の事にならないと働かないんだよな。」
千「なんとも都合の悪い頭してるのね。」
太「そんなほめんなって。」
照れながらそう言う太一。
そんな太一を怪訝そうな顔で見ながら、
千「はぁっ…。これ以上太一の会話に付き合ってたら、あたしが馬鹿なっちゃうわ。」
太「そんな呆れんなって。顔がひどい事になってるぞ。」
千「~~もう黙って、さっさと勉強する!!」
千奈はそう太一に怒鳴ると、さっさと勉強を再開させた。
太「ねぇねぇ、俺休憩してきていい?」
その瞬間千奈にギロリと睨まれ、
太「お、俺も勉強しようっと。」
千奈睨みに冷や汗を流しながら、太一もすぐに勉強を再開した。
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