リチャード・ラミレズ

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1984年から1985年にかけて、ロサンゼルス郊外を中心に無差別に民家を襲撃し、暴行、レイプ、強盗などを働き、うち13人を殺害した。 自らを悪魔崇拝者と標榜したその残虐な犯行は、カリフォルニア州全体をパニックに陥らせた。 ラミレスの凶行は、悪魔崇拝のほかに、13歳のときに聞いた従兄弟の話にも影響を受けていると推測されている。 彼はヴェトナム戦争の時にアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーの隊員として活躍していたと自慢し、ヴェトナム人の女性を虐待し、バラバラに切り刻んだ話を得々と語り、写真まで見せていたが、まったくのホラ話だった。 また、この従兄弟が自分の妻を殺害した時、その現場にラミレスが居合わせ、返り血を浴びたと伝えられているが、真偽は定かではない。
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