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餝:………………………
餝は窓の外を見つめる…
星:なぁなぁ!!
星が餝以外のみんなに小声で話しかける…
遥斗:あぁ?なんだよ?
そんな小声で話して…
星:ばっ…!!お前声大きいちゅうねん!!小さくせぇや!!
遥斗:…るせぇな!!
なんだよ!!
遥斗は文句を言いつつも小声で話す…
星:餝のやつ変や思わん?
さっきからずっと窓の外見つめてるで?
尚弥:そういえばそうかも~☆
いつもの餝なら書類とにらめっこしてるのに今日は朝からボーッとしてるよね♪
朔也:何かあったか…考えごとしてるんじゃない?
星:あの餝が~?
ありえへん…ありえへん(笑)
餝がやで?(笑)
あいつにそんなんあったら…あはは!!…うぇ…!!
誰かにスーツの襟を引っ張られる星…
餝:…聞こえてんだよ…
星:や、やぁ~…餝くん☆
今日も何だかご機嫌ななめなようやね~…あはは~…
尚弥:俺知~らない☆
遥斗:俺もだ☆
言い出したお前が悪い!!
朔也:右に同じ~…
星:なっ!!
お前ら裏切りよったなぁ~!!
この薄情ものどもめ~!!
遥斗:…裏切るも何も…
おれらはお前の話聞いてただけだし?
尚弥:そうそう☆
罪を俺たちにまで被せようとする星の方が薄情ものじゃんよ♪
朔也:右に同じ…
星:うぅ…そんなぁ~
パキッ…ポキッ…
餝が指を鳴らしながらどす黒いオーラを放ちながら笑顔で星に近づく…
餝:…あの時…痛めつけが足りなかった…みたいだな…?
星:じゅ、十分足りてたわ!!
餝:…覚悟は…できてんだろうな…?
星:ひ、ひぃい~!!
その時…ガラガラ!!
みんな:!!!!
みんなはドアの方を見つめる…
美鈴:あら?
みんな見てどうしたの?
遥斗:…あっ…いや~…
美鈴:クスッ…魅亞ちゃんかと…思った…?
みんなはシーンとする…
美鈴:クスクス…そんなことより…魅亞ちゃんの入学祝いパーティーのことだけど…
餝:…そう言えば…そんなのするって理事長言ってたな…?
遥斗:…じゃあ魅亞は…やっぱ理事長とこに?
美鈴:ん~…その辺は私も知らないけど…あなたたちにはその魅亞ちゃんのパーティーのことを考えもらわなきゃいけないから…
朔也:なるほどね~…
美鈴:急遽決まったことで明後日がパーティーの予定だから今日中に…
みんな:今日中!!?
星:きょ、今日中やて!!?
パーティーのセッティングが1番時間がかかるんやて!!
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