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夕暮れ…辺りは薄暗くなり…餝たちはというと…
餝:…はぁ…少し休憩するか…
尚弥:つ、疲れた~
遥斗:まさかこんなに疲れるなんてな…
星:これも魅亞ちゃんの可愛いドレス姿見るためや~…
我慢せなあかん…
朔也:…このペースだと…今日中には終わるけど…
餝:…今日はここで寝ることになるな…
尚弥:…いいけどさ~…お腹すいた~…
朔也:…確かに…
その時…ガラガラ…
みんなはドアの方を振り返る…
みんな:!!!!
ドアの前に立ってたのは…魅亞だった…
みんなは目を丸くする…
餝:お前…
みんなは目を見開き驚く…
魅亞:そ、そんな見なくても…
遥斗:…そ、それより…魅亞どうしたんだ?
魅亞:…あっ…あの…ね…
美味しくないかもしんないけど…
魅亞はみんなの前にカレーライスとサラダとサンドイッチと飲み物をテーブルにおく。
朔也:…これ…もしかして…おれらに?
魅亞は頷く…
魅亞:…美鈴先生からみんなのこと聞いて…それで…
疲れてるだろうし…ご飯とか食べてないだろうし…
…あたし…普通の暮らしをしてたからこういうの…口に合わないかもしんないけど…
料理は…得意だから…作ってみたの…
餝たちはみんな顔を見合わせたあとカレーライスを一口食べる…
みんな:…ぷっ…
みんなは笑い出す…
魅亞:!!?ま、不味かった…?
遥斗:…やべぇな…
朔也:そうとう美味い…
星:それにめちゃめちゃ嬉しいわ…
餝:…こんな時間まで…作ってたのか…?
魅亞:…う、うん…
美鈴先生にも手伝ってもらって…生徒みんなや璃流姉たちにも…
尚弥:生徒全員分も!!?
朔也:大変だったろうに…
餝:でも助かった…
魅亞はそんなみんなの優しい言葉に涙を流す…
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