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魅亞:ん~…なんだ~…まだおひ…
魅亞はお昼に目が覚める…
魅亞:た、大変!!
みんな…ご飯食べてるはずない…
魅亞は慌てる…
その時…
?:魅亞ちゃん?
?:何してるの?
魅亞:…へっ…?
魅亞は振り返る…
そこには璃流椏と美鈴が立っていた…
魅亞:美鈴先生に璃流姉!!
ちょうどいいところに!!
璃流椏:そ、そんな慌ててどうしたの?
魅亞:…みんな…お昼食べたのかなぁって…
美鈴:…それが…
璃流椏:みんなにお昼に学食のメニュー配ったんだけど…魅亞ちゃんの作ったものじゃないと食べないって言うのよ~…
美鈴:だから魅亞ちゃんには悪いんだけど…
魅亞:…やっぱり食べてないんだ…
璃流椏:今から作るとなったら結構時間かかるわよね~…
魅亞:そう思ってあたし作ってたの…家庭科室にあるんだけど…
お弁当だから大量になっちゃって…
美鈴:さすが魅亞ちゃん!!
気が利くわね♪
璃流椏:後のことは私たちで何とかするから…魅亞ちゃんは寮に戻っていいわよ♪
魅亞:…えっ…でも…
璃流椏:今日は外出禁止よ?
パーティー当日まで魅亞ちゃんには内緒にしたいっていうあの子たちからのお願いだから…わかって?
魅亞:…わ、わかった…
でも…学校の方には行かないから…外出を許可して欲しいの…
美鈴:どうして?
魅亞:サプライズしたい…から…秘密…です…
璃流椏:ん~…でもまぁ…
可愛い魅亞ちゃんの頼みなら断れないから夕方までには帰ってきてね♪
魅亞:わかった!!
ありがと♪
魅亞は走ってその場から立ち去る…
璃流椏:クスクス…あの子もこの短期間であの子たちに馴染めたみたいね…
美鈴:そうですね♪
それに…またあの5人も…
魅亞ちゃんのおかげで変われたみたいですし…
璃流椏:やっぱり…あの両親の娘だわ…
…さてと…家庭科室で魅亞ちゃんの作ったお弁当みんなに配りましょうか☆?
美鈴:はい☆
魅亞ちゃんの料理本当に美味しいからみんなが学食を嫌がる理由が何故かわかります(笑)
璃流椏:それはもちろんよ♪
あたしの自慢の従妹ですもの♪
魅亞ちゃんの料理は何度食べても一流のコックにはとうていかなわないくらい美味しいわ☆
美鈴と璃流椏は魅亞のことを話ながらその場を立ち去る…
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