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慶太「久しぶりだな絵美里!」
慶太は、涼平が不機嫌なことに気づき、小声で声をかけた。
慶太「涼平君、どうしたの?」
涼平「アイツ、昨日ここにいたあの最低女じゃん。」
慶太は、莉奈の顔を見ると確信して驚いた。
慶太「本当だ!」
莉奈「さっきから何話てるの?」
涼平「別に。」
涼平は、莉奈とほとんど会話せず、慶太と絵美里の二人の会話は盛り上がっていた。
店員「ありがとうございました~」
4人は居酒屋を出た。
慶太「ごめんな。何か、今日涼平君がテンション低くて。」
絵美里「うぅん。あ涼平君っ」
絵美里は涼平の隣に行き、莉奈は慶太の隣を歩く。
莉奈「ねぇ、慶太。涼平なんか怒ってない?」
慶太「不機嫌なだけじゃない?!」
莉奈に見透かされた慶太は、焦りながら答えた。
外は昨日降った雪が少しつもっている。
真っ暗な空。
雪がまわりの景色を明るくさせる。
莉奈「慶太、背高いね。」
慶太「まぁね♪」
慶太は、莉奈の輝く瞳の奥の姿を疑問に思っていた。
慶太
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