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次の日、絵美里は涼平に電話をかけた。
絵美里「涼平、昨日莉奈と呑みに行ったんだ。」
涼平「そうなんだ。」
絵美里「そしたらナンパ男が来て、莉奈ノリノリで」
涼平「はぁ!?あの男好き💢」
絵美里「私心配だよ。あんな莉奈見てて…」
涼平「あいつも友達に心配かけんなよ💨…よし!分かった!絵美里、莉奈の家教えて!」
涼平は莉奈のアパートへ向かった。
アパートに着くと急に不安になった。
涼平「もし男とヤってたらどーする?って感じだよな…。」
〈ピーンポーン〉
涼平「…いるかな。いなかったらどーすんだ。」
涼平が、インターホンを押してから数秒が経過している。
涼平が恐る恐るアパートのドアをあけると、鍵は開いていた。
涼平「おーい。スイマセーン。…おじゃまします。」
涼平が部屋に入ると、莉奈は眠っていた。
涼平「寝てんじゃん。鍵ぐらい閉めろよ。」
涼平が部屋を見わたすとは、テーブルの上にある大量の酒に気づいた。
涼平「こいつ…。」
涼平は、莉奈の寂しい気持ちがなんとなく理解できるような気がしていた。
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