勇気

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莉奈「どうぞ。」 涼平は、無言で莉奈の家に上がった。 莉奈「ちょっと!ここあんたの家じゃないんだから、おじゃましますの挨拶ぐらい言えば?」 涼平「じゃあ俺もここに住む。」 莉奈「は!?」 涼平「冗談だよ(笑)」 莉奈「何しに来たの?」 涼平「泊まりに来た。」 莉奈「は!?」 涼平「酒好きなんだろ?一緒に飲むか!」 涼平が、冷蔵庫を開けると中には大量に酒が入っていた。 涼平の表情は一瞬険しくなったが、笑顔でビールを取り出して数本をテーブルにおいた。 涼平「おまえどんだけ酒好きなんだよ(笑)」 涼平は持っていた缶ビールをあけた。 〈プシュッ〉 涼平は一気にビールを飲み干し、さっきテーブルにおいたビールを開け再び飲み干した。 莉奈「いい飲みっぷりじゃん!」 莉奈も、合わせて飲み始めた。 涼平「そういえばおまえ何の仕事してんの?」 莉奈「秘密…」 数時間後、涼平がトイレから戻ると莉奈の姿はなくなっていた。 涼平「莉奈…?」 涼平が寝室に行くと莉奈は、ベッドに顔を押し付け泣いていた。 涼平「莉奈!?」
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