衝撃

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私の値段は2万円。たまに多くくれる人もいた。 週3ぐらいのペースで仕事。 特定の人と契約したり、新しい人見つけたり。 多い時は月に40万近く稼いでいた。 家にお金を入れると、両親は私のお金をあてにするようになり財布をとられお金を全部とられる日もあった。 それでも売春を続ける。 仕事なんて探せばいくらでもあるのに、早くこの地獄から脱け出したかったんだ。 客と一つになることは、仕方ない。 お金の為。 だから平気なふりをして、自分を飾ってた。 【抵抗】が【慣れ】に変わっていた。 感じたふりをして、時間が経つのを待つだけ。 ただ…それだけのこと。
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