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「いえ!そう言う訳ではなくて。こんな私がユンさんと食事だなんて。ダメですよ!」
全然大丈夫ですよっ!
誰も俺の事なんて気にしてませんって!
「大丈夫ですよ!行きましょう?」
小首を傾げて少し顔を覗きこんでみる。
ふわふわとしたあなたの長い髪の奥に真っ赤に染まった顔が見える。
そんな顔は反則です。
「いえっ!ダメです。私なんかがダメです。」
頑なに拒否するあなた。
何でそこまで?
やっぱりどこか俺に気に入らない所が…。
「僕の何がダメですか?ダメなところを直したら一緒にご飯行ってくれますか?」
存在が無理とか言われたらどうしよう。
流石に立ち直れない。
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