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｢準備出来た？そろそろ時間…うゎ、なんでスーツ着てんの？｣
しっかり者の末っ子が様子を見にリビングに来た。
そりゃ、びっくりするよね。だって結構いいスーツ着込んでるもんね。でも、そこ突っ込んじゃったら、めんどくさいよ？
｢あぁ、マックス!!どうだ？似合ってるか？｣
｢似合ってるけど…今日はラジオの収録じゃない？なんでスーツ？今日、何かある？｣
｢おぉ！よく聞いてくれた！｣
ほんと、よく聞いてくれたね。
｢今日はな…この前話してたあの人を食事に誘うんだ！｣
………………え？
｢ちょっと待って！まだ誘ってないの？｣
｢誘う時点からスーツなんだ…。｣
｢断られたらどうするつもり？｣
｢ユン。ちょっと落ち着こう！マックスの言うとおりだよ。断られたらどうするのさ。｣
｢大丈夫だ！｣
いやいやいやいや…。
｢ぶっくくく…あっははは…｣
｢ちょっとミキ！笑ってる場合じゃない！｣
｢ぷぷぷ…。｣
｢マックス！｣
｢…ごめん。…くくっ。｣
もおー。
ダメだこいつらー。
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