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そう言いながら子供の時からお馴染みの頭を撫でて微笑む
彩乃にはこれが何より落ち着くらしいのだ。
そうして彩乃を落ち着かせ始めた時、グランド上に両チームの選手が散らばる
悠二は青のシャツに白のパンツのユニフォームに身を包み和樹と彩乃がいる応援席から見て奥、ポジションで言えばサイドハーフを任されていた。
「兄さ～ん頑張って～っ！！」
手を振りながら大声で声援を送った彩乃
それに気付いたのか悠二は応援席に向かって軽く手を振った
それを確認した彩乃は更に大きく振り返した。
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