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親友の子供が結婚、しかも子供までいるとなるとさすがに年齢を感じざる公佑と洋平
それでも自分に孫が出来たような気持ちになっておりなにやら笑顔になっていた。
「まぁ、悠二はチームの寮だし、彩乃も同棲というか暮らしてるから、今はあの家に俺だけだ」
「何だよ幸せの現状報告、かよっ」
「って、押すな…うわあぁッ!?」
バシッといい音を立てるようにして公佑が和樹の背中を叩くと和樹は雑草の斜面を勢い良く転がっていった。
「あ~ぁ、公ちゃんがまたやっちゃったよ」
「和樹、お~い和樹ぃ、しっかりしろぉい」
完全に酔いに支配されていた和樹
それに加えて少し強めに頭を打っていた
一気に睡魔に身体の自由を奪われ和樹は公佑と洋平の声を聞きながら闇の中へと落ちていった……。
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