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「……でもあれだなぁ。卵焼きだけじゃなくて、やっぱ他も美味しいし、一体どんな人が作ってんだろうなぁ……」
「気になるか?」
「うん、少し」
「じゃあ、今日私の家に来るか?メイドを見に」
「おう…………………………………………………え?」
「着いたぞ」
「うん、見ればわかるよこんな大きい家」
俺の目の前には普通の家より遥かにでかい鬼神の家。
こんな家、普通にない家なのですぐに鬼神の家なんだってわかる。
まあ、一回鬼神の家に行ったことがあるからな、拉致られた時。
……やべ、思い出しただけであの時の悪夢が蘇ってくる。
ってか、ノリでこんなところに来ちゃったんだろう……嫌な予感しかしない。
「じゃあ、行くぞー」
「……ああ」
鬼神が玄関に入ろうとすると、門のような閉が、サーッと開いた。
その間に鬼神は中へと入って行く。
それに俺はついて行った。
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