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「いえ、それはメイドの嗜みですからっ!これぐらいできないと鬼神家のメイドは務まりませんっ!!」
うわー!心読まれたー!。
やばい、お母ちゃんこの家怖いよ……。
「うん?なんだが知らないが、私は服を着替えてくる」
「お供しましょうか?」
「いや、いい。服なんて一人で着替えられる。私が着替えに行ってる間、悠の相手をしててくれ」
「畏まりました♪」
そう言って、鬼神はこの部屋から出て行った。
ってか、正直もう俺、用ないんじゃないか?
もうメイドさん見たし。
まあ、鬼神が戻ってくるまで待つか。
周りを見渡し、椅子かなんかないかと探していると、早苗さんに声を掛けられた。
「おい、そこのガキ。タバコ持ってないか?」
「……はい?俺に言ってるんですか?」
俺以外に誰かいるのかと俺は周りを見渡す。
だが、俺と早苗さん以外、他にはいない。
目線からして俺を見てるし……睨んできてるし。
ってか、さっきと雰囲気違うくね?
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