サディスト流の愛の伝え方!!

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「えーとですね。異議もうしあげたいんですが……」 「なんじゃこらぁ!こっちとら小学生の頃からBL極めてるんじゃ!仙人だよ、BLの神様なんですよ!!」 なんか、桜がBLの神様と自分で宣言してきやがった。 小学生の頃からって……俺、知らなかったぞ? というか、今目の前にいるのは桜じゃない。 目を見るな、俺! 「えーと、桜さんのはある意味恋なんですが、今回武君が求めてるのと違うんですよ。それと、鬼神のは恋というより、恋の恐ろしさみたいな感じなんだよね……」 「さっきからそんなことばっか言うけど、お前が言ってみろよ。恋ってどんなもんか」 敬太が腕を組みながら言ってくる。 ごもっともなこと言ってるんだけど、敬太が言うとなんか腹立つ。 「そうだよ、悠くん!悠くんが思うのはどんなんなの!?」 「そうだな。さっきから横でウジウジ言うなら、お前の意見はどんなんだ?」 皆の視線が俺に集まってくる。 最初、武がボロクソ言われてたのに、このままじゃ俺がボロクソ言われとしまう。 ……仕方ない。言うしかない、か。
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