らぶりー★ちぇいす

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  蘭を撫でてた手は、ただそこに置かれてるだけ。 「じ、ん」 魅せられたように、無意識に名前を呼ぶ紅いくちびる。 甘く掠れた声に脳みそに痺れるような快感が走って。 「ん、かめ…」 ちょっと膨らんだそれを、ローションを擦り付けるように手のひらで刺激して。 「…ぁ…やめ…」 嘘つきな口を無視して、貪欲に求める腰が揺れる。 くぅ~ん 息を詰めるかめを心配そうに見つめる蘭が、それでも撫でて欲しそうに身体を擦り付けるから。 「だめ…らん、はうす…あっ」 ピンと張りつめたちっこい粒に噛みつけば、いきなりの刺激に白い首筋が反る。 命令は分からないふりで、名前を呼ばれたことにしっぽで答えて。 「ハウスって…あ、ちょ」 おれとかめの隙間に、あたまを突っ込んできた。 柔らかいピンクの舌が、噛みつかなかった方の粒を舐める。 「ら、」 退かそうとする両腕を、それより早く組伏せて。 蘭はそのままに、開いたくちびるをコトバごと塞いだ。  
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