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「、んんっ!」
逃れようと首を振るのを、両腕で固定して。
キツく吸い上げれば走る快感に、無意識かワザとか、かめの腰が上下する。
蘭が舐めてない方の粒を指の腹でそっと撫でてやれば
「ふぅ、んっ」
くぐもった喘ぎと、その刺激を求める動きが伝わる。
それは蘭にも同様で。
ピンクの柔らかい舌の中で、ピンと立ったちっこいそれ。
「やらしぃカラダ」
くちびるが触れる距離で囁いたコトバに、涙で潤んだ瞳がにらむ。
「怖くねぇよ?」
想わず笑いながら返したら、
「なっ…ぁあっ」
文句でも言おうと開いた口から漏れたのは、明らかな喘ぎ。
びくんと揺れた身体に、驚いたようにしっぽを振る蘭を見て。
「蘭だけで感じたの?」
「だって、舐め…あっだめ」
身を捩るのを見下ろせば、細くくびれたそこを押さえるように乗った前足。
丁寧に舐めあげる舌は、他意がないとわかってても明らかに感じさせるための様で。
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