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反対のくびれを辿った指先に、絡みつくように閉じられた両足。
浮いた腰に手を差し込んで引き寄せれば、さっきとは比べ物にならないくらい反応したモノを感じて。
「もう限界じゃね?」
じぶんの、カタチを現し始めてるそれをぐりっと押し付ける。
「あっ、も、やめ…」
眉間にシワを寄せて、キツく閉じた瞼。
瞬きより長い時間をかけてそっと開いて。
「イく?」
手を伸ばして、見せつけるように上下に扱く。
「あっあっあっ」
切な気に漏れる掠れた高めの声。
「あぁっ」
ぎゅっと握りしめた指先に、関節が白く浮く。
「もっと、あっん…ぅ」
揺れるくびれのラインは、やっぱりすごく官能的。
「あっ、も、ぃ…っ」
いっそう激しくなる動きに、ギュッと瞳を閉じたまま
「あっ、やぁっ」
高く天を仰ぐ首筋から、スラッとした顎から。
流れた汗が綺麗で。
指を濡らした生暖かい液体を絡めて、無意識に口へ運んだ。
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