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いやいやいや!
えーと、かめなしさん?
それ、犬ですが………………?
「んぁ、じん…助け、あっ」
ビクンと腰が跳ねた。どうやら蘭がもーっと際どいとこ舐めたみたいで。
「かめぇ…おれの触ってくんないの?」
腰にかかったままの手がもどかしくて、甘えた声を出してみる。
「じゃ、らん…」
退かして、なんて言うけど。
それももったいなくね?
太ももの裏に手をかけて、グイっと持ち上げた。
蘭に舐められてすっかり反り立ったそれと、収縮する紅い穴が良く見える。
さっきのローションをそこに垂らせば、冷たさに小さく息を飲んだ。
「期待してんの?」
そっと指の腹でなぞって、尖端を強く押し込むと、離したくないと強く締まる。
「ちが、あぅっ」
少しくらい乱暴にしても感じる身体。
「うそつき」
それでも痛くないように、丁寧に液体を塗り込んで。
ヴー…ワンッ
放っとかれて退屈したのか、蘭がそれに吠えた。
あー、いいこと閃いた!
テーブルの上に置かれた、ちょっと乾燥気味のジャーキー。
それに手を伸ばすのを見て、ふわふわとしっぽを振る。
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