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尖端に溜まる蜜をそれに絡めて。
丁寧に全体に塗っていく。
「らん?」
ふたりの注意をそれに向けて。
ぽかんとした顔のかめに見せつけるように、それを穴に差し込んだ。
「な、ばっ」
細いのも手伝って、それはすぐに呑み込まれて。
「あっ、はぁ…」
くちゅくちゅと出し入れを繰り返すと、独特の摩擦感が快感に変わって。
「…ぁ…もっ、と…」
頼りない刺激に物足りないように。
貪欲に揺れる腰が、更に大きななにかを求めて揺れた。
「食いしん坊だなぁ、かめは」
さらに3本を束にして。
「あっあんっ」
聞こえた喘ぎにビクッとしたらんがしっぽを振る。
「らんが食いたいって」
「んぁ?」
そこから1本抜き出して、蘭に投げてやる。
「あ、だめ…」
切な気な声が制したトキには、もうたぶん胃の中。
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