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薄いTシャツを捲りあげて、小さな粒をそっと撫でる。
ぎゅっと一瞬腕に力が入って、小さく息を詰める、その感じが堪らなく好き。
白く透き通る肌は、風呂上がりの余韻に少し火照って。
ちゅっと吸い付いたら、かめと石けんが混ざった匂いがした。
「かめの香りつき石けん欲しいな」
くびれた細い腰に、くちびるだけで噛みつきながら呟いてみる。
「なに?」
首に回ってた腕が、今は髪を弄ぶように撫でて。
「ううん」
丸っこい指先が気持ちよくて、猫になった気分。
スウェットの端をくわえて下にさげれば、かめの主張しはじめたものが顔を覗かせた。
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