第二章

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「今日は、合宿について生徒会と風紀と各委員長たちが会議するから早く帰れるんだよ」 只今、式也のお話を聞いてます。 知らんぷりで帰ろうとしたら捕まったんだよ! 「へー」 「わかった?」 「わかりました隊長!」 おお、式也の後ろに般若が見える! あまりの恐さにビシっと右手を挙げてみたけど、式也からのリアクションはありませんでした、はい。 「凌ってば抜けてるから…」 「ぬ、抜け…」 そっか、僕って抜けてたんだ…なのに、皆気付かない振りをしててくれたんだね!! 優しい人達だなぁ 「式也、僕が鬘の人生を送ることになっても友達でいてね?」 「……凌、髪のことじゃないからね?」 「は、はいぃ!」 なんだか今日の式也怖いよ! .
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