第一章

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中を見渡していくと、三つの段ボールがあった。 「手伝うか?」 式也は心配そうに俺を見つめながら聞いてくる。 「ううん、これだけだし一人で大丈夫」 「そうか」 「うん、ありがとね」 そのあと式也は自分の部屋に消えていった… 「さて、やりますか~」 まず1番上の箱を降ろして開けると、骨クッションが出て来た。 「可愛い~!」 僕は思わずそれに抱き着いた。 だって僕、そういうのすきなんだもん! 今日の服も軽く擦れてたりするよ? 「・・・ん?」 なんか、見た事ない箱が入ってる・・・ 「わ、携帯だ!」 それは、携帯だった。僕まだ持たせてくれなかったからかなり嬉しい!
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