第一章

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しばらく漁ってると、紙が出て来た。 「手紙?・・・なになに?」 『凌へ これでも使って境と仲直りするがよい。 母』 母さん・・・するがよいって(汗) でも、 「母さんらしいなぁ~」 それから、少しペースをあげてやっと最後の段ボールとなった。 「ふっふっふ・・・やってきましたよこの時が!」 ・・・(音をたてずに箱を開ける)←地味 「ふふふ、やっぱ持ってきてて良かったー!!」 ふんふんふーん 「はぁ~この時の境、可愛い!」 僕の目に映るのは半泣きで僕の後ろをついて来るのを思わず激写しちゃった時のもの。お気に入りのひとつなのだ!あ、喋り方変だね。 ・・・あの、僕決して変態とかじゃないよ?説得力皆無、とか言わないでね。 ちょっと影から写真撮っちゃったりしたのはあるけど・・・ストーカーじゃないもん!
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